足首のスポーツ障害
足首のスポーツ障害とは
足首のスポーツ障害の主な種類
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足関節・下腿は、捻挫や疲労骨折などの傷害が多くスポーツにおいては外傷性の骨折だけでなくストレス性疲労骨折が多く発生し、特に中足骨、脛骨、腓骨などによく起こります。 これらの原因はほとんどが使いすぎによるものなのです。 その他、足の形態異常(扁平足、回内足、O脚・X脚など)や筋肉の柔軟性低下、ストレッチ不足、筋力不足などのコンディショニング不良、悪いランニングフォームやシューズの衝撃吸収性の低さなども原因となる場合があります。今回はその中で、足関節捻挫 、剥離骨折、疲労骨折(ジョーンズ骨折)、下駄骨折、外脛骨、シーバー病をご紹介いたします。
足関節捻挫
足関節捻挫はスポーツによる急性外傷としては最も多いです。
軽いものでも、しばらく満足にスポーツができなくなり、重症の場合、痛みが残ったり、運動能力が落ちてしまうケースもあります。
過度に足を内側に捻り、外くるぶしの靭帯が伸びることで起こります。
音がしたときは重症であるケースが多いです。
バスケットボールやバレーなどのジャンプを多用する競技やサッカー、ラグビーなどの接触プレーがある競技で多く発生します。
捻挫は骨が折れたり欠けたりしているわけではありませんが、靭帯が伸びている状態です。
それを放置して湿布だけ貼って練習に復帰したりすると伸びた靭帯がそのままになります。
捻挫したときは軽視せず、症状に応じた適切な処置を行い放置しないようにしてください。
軽いものでも、しばらく満足にスポーツができなくなり、重症の場合、痛みが残ったり、運動能力が落ちてしまうケースもあります。
過度に足を内側に捻り、外くるぶしの靭帯が伸びることで起こります。
音がしたときは重症であるケースが多いです。
バスケットボールやバレーなどのジャンプを多用する競技やサッカー、ラグビーなどの接触プレーがある競技で多く発生します。
捻挫は骨が折れたり欠けたりしているわけではありませんが、靭帯が伸びている状態です。
それを放置して湿布だけ貼って練習に復帰したりすると伸びた靭帯がそのままになります。
捻挫したときは軽視せず、症状に応じた適切な処置を行い放置しないようにしてください。
剥離骨折
剥離骨折とは骨がはがれた状態の骨折です。
また、骨が弱い成長期に発生しやすいスポーツ障害です。
骨の衝突や摩擦によっておこる骨折で、強くどこかに指や肘等の部位をぶつけたり、トンカチなどで釘を打ち損ねて誤って指をたたいてしまった時などの直接的な外力によって発生します。
事故によって不意に外から大きな衝撃を受けたり、何かに躓いて転倒するなどが主な原因となります。
日常生活だとタンスに足の小指を強打して剥離骨折になるケース等があります。
スポーツだとサッカー、陸上、柔道や相撲の投げ技、野球の空振りなどで発症するケースがあります。
中学生、高校生である12~18歳くらいがピークで発症しやすく、強い筋力をもつ男子の右側に多く発生します。
骨の衝突や摩擦によっておこる骨折で、強くどこかに指や肘等の部位をぶつけたり、トンカチなどで釘を打ち損ねて誤って指をたたいてしまった時などの直接的な外力によって発生します。
事故によって不意に外から大きな衝撃を受けたり、何かに躓いて転倒するなどが主な原因となります。
日常生活だとタンスに足の小指を強打して剥離骨折になるケース等があります。
スポーツだとサッカー、陸上、柔道や相撲の投げ技、野球の空振りなどで発症するケースがあります。
中学生、高校生である12~18歳くらいがピークで発症しやすく、強い筋力をもつ男子の右側に多く発生します。
疲労骨折(ジョーンズ骨折)
ジョーンズ骨折は第5中足骨基部に起こる疲労骨折です。第5中足骨とは足の側面にあります。
小指の付け根から関節までをつなぐ骨を表します。
ジョーンズ骨折はサッカー選手などのカット動作を行うスポーツをしている人が発症することが多いです。
第5中足骨骨折の中でも骨幹部というややつま先側に起こる疲労骨折です。
ジョーンズ骨折は治りが悪く再発が多いため厄介なケガと考えられています。 主な症状は足の外側の痛みと腫れが出ます。
運動時に特に痛みが強まります。
運動をしていない場合でも荷重だけで強い痛みを感じるケースもあります。
足の外側に強い負荷をかけることで起こる骨折で急激なストップ、方向転換の繰り返しをすることで骨に亀裂がはいります。
またサッカーなどの場合、スパイクのポイント位置で側面への負荷が変わるため、 位置の設定が正しくないと骨折しやすくなります。
小指の付け根から関節までをつなぐ骨を表します。
ジョーンズ骨折はサッカー選手などのカット動作を行うスポーツをしている人が発症することが多いです。
第5中足骨骨折の中でも骨幹部というややつま先側に起こる疲労骨折です。
ジョーンズ骨折は治りが悪く再発が多いため厄介なケガと考えられています。 主な症状は足の外側の痛みと腫れが出ます。
運動時に特に痛みが強まります。
運動をしていない場合でも荷重だけで強い痛みを感じるケースもあります。
足の外側に強い負荷をかけることで起こる骨折で急激なストップ、方向転換の繰り返しをすることで骨に亀裂がはいります。
またサッカーなどの場合、スパイクのポイント位置で側面への負荷が変わるため、 位置の設定が正しくないと骨折しやすくなります。
下駄骨折
下駄骨折とは昔、下駄をはいていて挫いたとき発生しやすかったので、下駄骨折という名前が付けられました。
現在でも下駄をはかなくても裸足や靴を履いて室内や階段で捻挫することで骨折することがあります。
下駄骨折は受傷直後から足部の強い痛みや腫れ、内出血が発生します。
特に足の外側、小趾側に痛みがあり、普通に足をついて歩けなくなります。
後療法として足部の痛みや腫れを早くとるためにマッサージや温熱療法を行う事があります。
現在でも下駄をはかなくても裸足や靴を履いて室内や階段で捻挫することで骨折することがあります。
下駄骨折は受傷直後から足部の強い痛みや腫れ、内出血が発生します。
特に足の外側、小趾側に痛みがあり、普通に足をついて歩けなくなります。
後療法として足部の痛みや腫れを早くとるためにマッサージや温熱療法を行う事があります。
有痛外脛骨
外脛骨とは足の舟状骨という骨の内側に存在する過剰骨で、15~20%の人に見られます。
多くは骨の出っ張りがみられるだけですが、これに痛みを伴うような病態を有痛性外脛骨と言います。
靴による、圧迫や捻挫をすることで発症することがあります。
外脛骨と舟状骨との間の結合部が損傷されて、わずかに動くことによって痛みを生じてきます。
女性に多く発症し、扁平足が発症に関与していると考えられています。
有痛性外脛骨は若年性のスポーツ障害として数多く見られる疾患の一つですが、成人になって疼痛が発症することもあります。
多くは捻挫を契機として足部内側に疼痛が発生します。
ただし、明らかな誘因がなく痛みが生じるケースもあります。
多くは骨の出っ張りがみられるだけですが、これに痛みを伴うような病態を有痛性外脛骨と言います。
靴による、圧迫や捻挫をすることで発症することがあります。
外脛骨と舟状骨との間の結合部が損傷されて、わずかに動くことによって痛みを生じてきます。
女性に多く発症し、扁平足が発症に関与していると考えられています。
有痛性外脛骨は若年性のスポーツ障害として数多く見られる疾患の一つですが、成人になって疼痛が発症することもあります。
多くは捻挫を契機として足部内側に疼痛が発生します。
ただし、明らかな誘因がなく痛みが生じるケースもあります。
シーバー病
シーバー病とは9歳~14歳頃の子供に多く発症するスポーツ障害です。
発達段階の子供は踵の骨の先が成長軟骨で出来ています。
足に力を入れる動作を行う事で筋肉は収縮します。
筋肉が収縮するたびに踵の成長軟骨をアキレス腱や足底筋膜が引っ張ります。
骨の周りについている薄い膜が引っ張られ続けて炎症が起こる事でシーバー病が発症します。
シーバー病はサッカーをしている成長期の子供に多く見られます。
地面からの衝撃を吸収する土踏まずが出来あがっていない成長期の子供がスパイクを履いてトレーニングをすることが原因の1つと言われています。
柔軟性の少ない筋肉、土踏まずの崩れ、スパイクの衝撃これらの3つが組み合わさり踵の痛みに繋がっているのです。
発達段階の子供は踵の骨の先が成長軟骨で出来ています。
足に力を入れる動作を行う事で筋肉は収縮します。
筋肉が収縮するたびに踵の成長軟骨をアキレス腱や足底筋膜が引っ張ります。
骨の周りについている薄い膜が引っ張られ続けて炎症が起こる事でシーバー病が発症します。
シーバー病はサッカーをしている成長期の子供に多く見られます。
地面からの衝撃を吸収する土踏まずが出来あがっていない成長期の子供がスパイクを履いてトレーニングをすることが原因の1つと言われています。
柔軟性の少ない筋肉、土踏まずの崩れ、スパイクの衝撃これらの3つが組み合わさり踵の痛みに繋がっているのです。